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食生活の欧米化。内臓脂肪がたまる一番の原因ともいえるものです。脂肪分の多い食事が増えたことが原因で脂肪が過剰に摂取され、それが内臓脂肪として体にたまるのです。内臓脂肪がたまるしくみは、食品から摂取された脂質、糖質、タンパク質はすぐにエネルギー減として消費されるのですが、ここで消費されなかったものは、血液によって脂肪細胞や肝臓に運ばれ、中性脂肪に変換されて蓄積されます。しかし、過剰に摂取された場合、また、運動不足などが原因でエネルギーの消費が少ないとどんどん蓄積され、それが内臓脂肪になっていきます。交通機関の発達や座ったままの仕事が増え、日常生活で体を動かす機会が減り、運動不足になったことも内臓脂肪がたまる原因となります。さらに現代社会におけるストレスの増加も内臓脂肪がたまる原因に関係していると考えられます。
内臓脂肪がたまる原因として、脂肪細胞の増加があります。摂取したエネルギーのうち余った分を中性脂肪として蓄積する働きがある脂肪細胞。通常、脂肪細胞には、0.5〜0.9マイクログラムの脂肪が含まれているのですが、経度の肥満になると個々の脂肪細胞の脂肪含有量が増加し、細胞が肥大化します。脂肪細胞の大きさには限界があり、不規則が生活習慣や食事が原因で、その限界を超えると脂肪細胞の増加につながり、エネルギーを蓄積していきます。脂肪細胞の数は通常300億個とされていますが、過剰のエネルギー摂取や運動不足によって、脂肪細胞の数は増えていきます。その結果肥満者では、600億個にも増加することが分かっています。細胞が肥大化している状態であれば、エネルギーの摂取を制限することで細胞の大きさは元にもどりやすい、やせやすいのですが、脂肪細胞の数が増える段階までいくとやせにくいとされています。内臓脂肪がたまる前に、生活や食事を見直すことが必要です。
「やせの大食い」という言葉があるように、過剰にエネルギーを摂取しても太らない、内臓脂肪がたまることのない体質の人もいます。これは個人の持っている遺伝子が原因です。内臓脂肪がたまる原因として、エネルギー倹約遺伝子というものがあります。これは食事によって摂取したエネルギーを効率よく脂肪に変えて、からだにためこむという性質を持っています。この他にも、ob遺伝子、ミトコンドリア遺伝子などの遺伝子変異を持っていることとそれに加えて、過剰なエネルギー摂取、運動不足などが内臓脂肪がたまる原因となるのです。
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