
日本肥満学会では、腹部X線−CT画像で100平方センチメートル以上を内臓脂肪型肥満と判定していますが、自分の内臓脂肪率がどの程度なのか、標準的なのか、それ以上なのかを知ることは大切なこと。オムロンヘルスケアの体重体組成計で標準的な内臓脂肪率を知ることができます。オムロンヘルスケア独自の推定式によって算出し、内臓脂肪レベルを段階的に分け、内臓脂肪レベル1がおよそ脂肪面積10平方センチメートルに相当します。これによると、標準的な内臓脂肪レベルは1〜9です。10〜14だとやや高い、15以上だと高いということになります。
内臓脂肪率が標準的でない場合、特に標準以上の場合、放置しておくとさまざまな生活習慣病を引き起こします。例えば血管の壁が変化して血管が細くなり、血液の流れが悪くなることで起こる動脈硬化。動脈硬化は進行すると心筋梗塞や脳梗塞などの生命に関わる疾患の原因になります。また、内臓脂肪率が高くなると、脂質異常症(高脂血症)、高血圧、糖尿病などを引き起こしやすくなります。男性で腹囲85cm以上、女性で90cm以上ある場合、お腹が出ているのに皮下脂肪を少ししかつまむことができない。コレステロール、中性脂肪、尿酸、血糖値、血圧などの値が高い、体型がリンゴ型(上半身肥満)である、という場合は内臓脂肪率が高いかもしれません。注意しましょう。
内臓の周りについた脂肪である内臓脂肪は、見た目にはどれくらいついているのか分かりませんね。やせているように見えても内臓脂肪率が高い人もいるように、内臓脂肪率は計測してみないと分かりません。標準的な内臓脂肪率であれば、心配ないとされていますが、標準的な数値以上になると食事や運動でカロリー制限などをしていく必要が出てきます。しかし、今のところ標準的な内臓脂肪率であっても安心してはいけません。年齢とともに内臓脂肪はつきやすくなっていきます。運動量も減り、さらには食べなくてもやせにくい体になっていくので、生活習慣を変えていかないと自然と脂肪がついていき、気がついたら標準的な内臓脂肪率ではなくなっていた、ということも。普段からバランスのよい食事、適度な運動を心がけましょう。
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