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現在注目されている内臓脂肪症候群・メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の過剰な蓄積によって高血圧や脂質代謝異常、高血糖などを発症します。その場合、血圧降下薬や脂質代謝改善薬、血糖降下薬などによって治療することもありますが、それらの原因である内臓脂肪を落とすことが必要です。内臓脂肪を落とす薬というものは、なかなかないようですが、漢方薬はその手助けとなります。内臓脂肪を落とすといわれている薬にも漢方薬が配合されているものがほとんど。内臓脂肪を落とす漢方薬として代表的なものは、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)や九味半夏湯加減方(くみはんげとうかげんほう)といった漢方薬があります。しかし、内臓脂肪を落とすには漢方薬だけを服用しても、急激な効果はありません。食事療法、運動療法とあわせて行うことが内臓脂肪を落とす効果的な方法です。
内臓脂肪を落とす漢方薬として代表的な九味半夏湯加減方はどのような効果があるのでしょうか?九味半夏湯加減方という漢方薬は、脂肪過多症に効果があるといわれている漢方薬です。この漢方薬を内臓脂肪面積が100平方cm未満の人が服用しても、何の変化もあらわれなかったのですが、内臓脂肪面積が100平方cm以上の人が服用した場合、8週間で皮下脂肪には変化がなく、内臓脂肪面積は減少した、という結果が認められているそうです。その結果、血圧が下がり、血糖値も下がり、中性脂肪も減少したのです。漢方薬は服用してすぐに効果があらわれるものではありませんが、内臓脂肪を落とすための生活習慣の改善を少しでも早く助けてくれるものともいえます。
防風通聖散といえば、内臓脂肪を落とす薬にはよく配合されている漢方薬で、お腹周りの脂肪を落とすことでよく知られている漢方薬の一つです。防風通聖散は、交感神経に作用するマオウや、脂肪代謝経路に作用するカンゾウ、レンギョウ、たまった老廃物の排泄に差王するダイオウなど、18種類の生薬がそれぞれの働きを助け合うように処方された漢方薬。脂肪を分解、燃焼する働きがあり、内臓脂肪を落とす効果、便秘の改善に役立つ漢方薬です。漢方薬は多くの種類があり、その中でその人に合った漢方薬を服用するということが大切なことです。自己判断で服用すると、副作用などが出ることもあります。漢方薬を服用する際は、必ず専門家に相談し、自分の症状・体に合った漢方薬を服用しましょう。
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