内臓脂肪を燃焼する方法として効果的なのは、有酸素運動です。有酸素運動とは、酸素を消費し充分な呼吸をしながらできる運動、ウォーキングやスクワット、ジョギング、自転車などのことをいいます。なぜ有酸素運動が内臓脂肪を燃焼する方法として効果的なのかというと、血液中には脂肪が流れていますが、その脂肪が体脂肪となる前に酸素を結合して燃焼されるというしくみからです。すでに体脂肪になってしまったものは、血中脂肪の次に燃焼されます。また、血液中の脂肪や、ついてしまった脂肪を燃焼させるには、ゆっくりとたくさんの酸素を取り込むことで、脂肪を燃焼させることができます。こういったしくみにより、内臓脂肪ができる前に、ついてしまった内臓脂肪を燃焼させる方法として有酸素運動が効果をあらわすのです。
内臓脂肪を燃焼させるには充分な酸素の量が必要です。しかし、息切れしてしまうほどのキツイ運動では、疲れが先立って内臓脂肪は燃焼されません。運動中、会話のできる程度がいいでしょう。脂肪が燃焼されるのは、運動を始めてから20分後くらいからです。30分以上続けて運動できる方法で脂肪を燃焼させましょう。できれば毎日、少なくとも週に3日は有酸素運動をすることが内臓脂肪を燃焼させる方法です。今までほとんど運動をしていなかった人は最初から長時間の運動をすると、体を痛めてしまったり、精神的にも苦痛になってしまいます。体が慣れるまで、自分のペースで無理なく運動をしていく方法をとりましょう。また、運動だけで内臓脂肪を燃焼させるのは、効率のいい方法ではありません。食事療法と一緒に行うことが、効率よく内臓脂肪を燃焼させる方法です。
有酸素運動、筋力トレーニング、ストレッチング。これらを組み合わせて行う方法が内臓脂肪を効果的に燃焼させる方法です。しかし時間をとって運動をするということは、そう簡単ではありません。そこでお勧めなのがウォーキングです。歩くことで、ウエストの部分の筋肉を効果的に動かし、腹部のリンパの流れを促進させ内臓脂肪をたまりにくくさせるのです。日本人の平均歩数は八千歩といわれています。そこで内臓脂肪を燃焼させるためには、目標として1日1万歩。1万歩で約300kcalの消費量です。肩の力を抜いて、胸をはり、腹筋に力を入れて、少し歩幅を大きめにして早足で歩くことを意識しましょう。時間を決めて歩いたり、移動のついでに、乗り物を使わずにこまめに歩くようにしましょう。
Copyright (C) 燃焼!内臓脂肪を減らす方法 All Rights Reserved.